イヤホンを装着したときに、耳に「ビリッ」「パチッ」「チクチク」と感じたことはありませんか?
こちらはイヤホンの故障や漏電ではなく、正体は「静電気」です。
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実はこのようなケースと同じ現象です
スマホやプレイヤー、衣服や身体に蓄積された静電気がイヤホンのコードやハウジングを通じて耳元に放電することで電流が流れます。
他にも再生中、停止中かかわらずイヤホン内にに「プツプツ」「バチバチ」といったノイズとなって乗ってしまう場合もあります。
静電気の体感現象は空気が乾燥する秋や冬、気温が25度以下、湿度20~40%以下の環境で特に発生しやすくなります。
また、静電気は摩擦電気とも呼ばれ、電気を流しづらい物体同士が接触して離れる際に静電気が発生します。
「電気を通さないもの同士の摩擦」ほど静電気が溜まります。
静電気は対策を行うことで緩和~軽減が可能です
・衣服や持ち物に静電気防止スプレーを使う
・静電気対策グッズ(キーホルダー等)を利用して放電する
・室内なら加湿して湿度を高くする
(湿度が高い状態では静電気が空気中の水分に自然に放電されます)
・保湿する(手肌が乾燥していると静電気が発生しやすくなります)
・自然素材(麻、綿、シルク)の衣服を着用する
(自然素材は帯電しにくくなっています)
・プレイヤーやスマホの出し入れを減らす
・プレイヤーやスマホは擦れにくい場所にしまっておく
(例:スマホの首掛けストラップや大き目のポケットへの収納は静電気が発生しやすいようです)
これらの対策はイヤホンに限らず、普段の静電気の防止にも効果が期待できます。
イヤホンで対策を行うことも可能です
・静電気対策の工夫がされたイヤホンを使う
こちらもおススメです。
静電気を通しにくいイヤホンはこちら
チルホン CHP-336(全4色)
ハウジング(イヤホン部)にシリコンカバーを施しているので、静電気を通しにくくなっています。
静電気が起こりやすい方、シーズンにはおススメの機種となります。