完全ワイヤレスイヤホン(TWS)が片側から聞こえない場合

完全ワイヤレスイヤホン、TWS、フルワイヤレスと呼ばれる、左右独立型のイヤホンが人気です。

このタイプは片側しか音が聞こえない(片側が鳴らない)現象が起こる場合がございます。

主な原因と対応方法をご説明いたします。

 

・片側の電源がオフになっている

⇒対象のユニットを操作して電源をオンにしてください。

ケースから取り出す時や耳への脱着時に意図せずボタンやタッチ操作面を長押ししてしまうことで、電源がオフになっていることがもございます。

当社の機種であれば操作ボタンもしくはタッチ操作面を長押しして電源をオンにしてください。(イヤホンからアナウンスや電子音が流れます)

 

・片側のユニットのバッテリー切れ

片側だけで使用した場合や充電ケースにきちんと収められていない場合には片側だけが充電残量0になっていることがございます。

⇒ケースに戻して充電を行い再度接続してみて下さい。

 

※充電ケースに収納する際に「左右ともに充電LEDが点灯」しているかご確認ください。

 充電接点の汚れや収納時のズレも充電不足の原因となります。

 

・左右のイヤホン間のペアリングが外れてしまっている状態

状態につきましては下図もご参照ください。

⇒イヤホンのリセット操作を行う事で復元していただけます。

 

完全ワイヤレスイヤホンの正常な接続状態

①ケースから取り出した時(機種によって蓋を開けたタイミング)に左右のイヤホン間が自動的にペアリングされ接続が完了します。

②ユーザーによってスマホとイヤホンをペアリングして接続します。

 

左右独立型のワイヤレスイヤホンは、この2か所でBluetoothによるペアリングと接続を行っています。

 

スマホから左右のイヤホンにワイヤレスで接続するのではなくほとんどの製品が「スマホ ⇒ 片側のイヤホン ⇒ もう片側のイヤホン」のリレー方式で音のデータが送られています。

※スマホから左右それぞれにデータを送信する機種もあります。

 

片側が聴こえない状態

②はつながっているのですが、①の左右のイヤホン間のペアリングが外れてしまうことがあります。

このような状態になると、スマホと接続されている片側からしか音が鳴りません。

 

イヤホン間のペアリング外れは故障ではありませんので、簡単なリセット(再ペアリング)操作で回復していただけます。

 

弊社ワイヤレスイヤホン主要機種のリセット操作はこちらです

※製品の品番は充電ケースの底面や蓋面の裏側に記載されています

 

BTW-A3800

 

BTW-A3700

 

BTW-A3900

 

BTW-BA001

 

BTW-B6900

 

HSE-BW01

 

BTW-O5500

 

BTW-A8000

 

BTW-A5000

 

BTW-S640

 

他にもスマホのBluetooth接続画面上に該当のイヤホンの機種名が2つ表示されてしまうような場合も同様のリセット操作で復元ができます。

 

 参考:左右のペアリング外れが起きやすい状況は?

ケースからの取り出し時に左右を大幅に異なるタイミングで取り出す

短時間(数秒)に何度も頻繁に充電ケースに出し入れを繰り返す

片側だけ電源をオフにする

片側だけ充電残量がゼロになる

片側のみ接続デバイスから遠く(Bluetooth圏外)に持ち出す

完全ワイヤレスイヤホンの片側利用や片側接続、片側のみ電源を入れる事は本来は問題はありませんが、稀に左右間のペアリング外れの原因になってしまう場合があります、その際は焦らずリセット操作をお試しください。

 

片側しか音が鳴らない場合、電源オンの確認、充電の確認、各機種のリセット操作(再ペアリング方法)を何度かお試しいただき、それでも回復できない場合は製品の故障や不具合の可能性がございます。

 

その際はお手数をお掛け致しますが問い合わせフォームやお電話(06-6393-1717)にてご連絡をお願いいたします。

 

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