エアコンを25℃にしているのに、デスクの下だけひんやりする。暖かい空気は天井側にたまり、床から30cmあたりは部屋の中で一番冷えやすい場所です。在宅ワークで1日8時間座っていると、夕方には足先の冷えが気になってくる人も少なくありません。
そこで選ばれているのが、デスクの下に置いて足まわりだけを囲う足元パネルヒーターです。消費電力は120〜200W程度で、電気代は1時間あたり約4〜6円。部屋全体を暖めるエアコンと比べると、1人で過ごす時間が長いほど差が出ます。
この記事でわかること:
- 消費電力別の1時間・1か月あたりの電気代の目安
- 3面・5面・円柱型など形状の違いと、オフィス・自宅での向き不向き
- 5千円以下・5千〜8千円・8千円以上の価格帯別おすすめモデル
- 足元パネルヒーターの電気代はいくら?消費電力別に計算
- 形状で選ぶ|3面・5面・円柱型の違い
- 足元パネルヒーター8機種の比較表
- 価格帯別おすすめ足元パネルヒーター
- 1. 万通商事 TOKAIZ パネルヒーター 3面タイプ TPH-002S(約4,380円)
- 2. アイリスオーヤマ ぐるポカ パネルヒーター APH-R12B-LH(約5,950円)
- 3. ライソン 巻くコタツ足暖 KSHT-006A(約6,688円)
- 4. スリーアップ nuku2 パネルフットウォーマー PH-T2519(約6,860円)
- 5. 万通商事 TOKAIZ パネルヒーター 5面タイプ TPH-001S(約7,980円)
- 6. ニトリ 折りたためるパネルヒーター KFJ-3ZD(約7,990円)
- 7. 山善 パネルヒーター YPHS-160(約9,980円)
- 8. サンコー 消臭マット付き6面大型パネルヒーター PNLH25HBK(約10,780円)
- 使用シーン別の選び方と失敗しないための注意点
- 結局どれを買えばいい?
- よくある質問
- 今年の冬は足元から快適に過ごそう
足元パネルヒーターの電気代はいくら?消費電力別に計算

電気代は「消費電力(kW)×使用時間×電力量料金単価」で計算できます。ここでは家電の比較でよく使われる目安単価31円/kWhで試算しました。実際の単価は契約している電力会社やプランによって変わります。
| 消費電力 | 1時間あたり | 1日8時間 | 1か月(8時間×20日) |
|---|---|---|---|
| 50W(人感センサー付き小型) | 約1.6円 | 約12円 | 約248円 |
| 120W | 約3.7円 | 約30円 | 約595円 |
| 160W | 約5.0円 | 約40円 | 約794円 |
| 200W | 約6.2円 | 約50円 | 約992円 |
表の数値は最大出力で使い続けた場合です。温度を「弱」に下げたり、足が温まったら切ったりすれば、実際にはこれより安くなります。平日の在宅ワークで毎日使っても、160Wクラスで月800円前後がひとつの目安です。
エアコンとの使い分け
部屋が10℃を下回るような真冬は、パネルヒーターだけで上半身まで暖めるのは難しいでしょう。エアコンの設定温度を1〜2℃下げ、足元はパネルヒーターで補う組み合わせにすると、寒さを我慢せずに電気代を抑えやすくなります。
形状で選ぶ|3面・5面・円柱型の違い
パネルヒーターは形状によって暖まり方と置きやすさが大きく変わります。まずは自分のデスク下のスペースと、靴を脱げる環境かどうかを確認しておきましょう。
| 形状 | 暖まり方 | 向いている環境 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 3面タイプ | 左右と正面から足を囲う | オフィス・靴を履いたまま使う場所 | 足裏は暖まりにくい |
| 5面・6面タイプ | 足裏やひざ上まで囲う | 自宅のデスク・冷え性の人 | サイズが大きく、狭いデスク下には入らないことも |
| 円柱型(巻くタイプ) | 360度全方位を包む | ソファ・座卓・こたつ代わり | 出入りに少し手間がかかる |
| 人感センサー付き小型 | 座ると自動で運転 | 席を離れることが多い人 | 出力が低く、暖かさは控えめ |
足元パネルヒーター8機種の比較表
主要8機種のスペックを比較表にまとめました。価格は2026年9月時点の参考価格です。10月以降は暖房器具の需要期に入り、人気モデルは品薄や値上がりが起きやすくなります。
| 商品名 | メーカー | 参考価格 | 消費電力 | 形状 | 自動オフ |
|---|---|---|---|---|---|
| TOKAIZ TPH-002S | 万通商事 | 4,380円 | 160W | 3面 | 4時間 |
| ぐるポカ APH-R12B-LH | アイリスオーヤマ | 5,950円 | 120W | 3WAY(囲い・円柱) | 6時間 |
| 巻くコタツ足暖 KSHT-006A | ライソン | 6,688円 | 195W | 円柱 | 約4時間 |
| nuku2 PH-T2519 | スリーアップ | 6,860円 | 150W | 5面 | 2/4/6時間 |
| TOKAIZ TPH-001S | 万通商事 | 7,980円 | 200W | 5面 | 2/4/8時間 |
| 折りたためるパネルヒーター KFJ-3ZD | ニトリ | 7,990円 | 170W | 折りたたみパネル | 最長6時間 |
| YPHS-160 | 山善 | 9,980円 | 160W | パネル | 4時間 |
| PNLH25HBK | サンコー | 10,780円 | 160W | 6面 | 4時間 |
価格帯別おすすめ足元パネルヒーター
ここからは5千円以下・5千〜8千円・8千円以上の順に、1機種ずつ特徴を見ていきます。
1. 万通商事 TOKAIZ パネルヒーター 3面タイプ TPH-002S(約4,380円)
TOKAIZ TPH-002Sは、5千円以下で買える3面タイプです。消費電力は160Wで、3段階の温度切り替えに加えて1℃単位の微調整ができます。靴を脱がずに使える構造なので、オフィスのデスク下にも置きやすいモデルです。4時間で自動オフになります。
2. アイリスオーヤマ ぐるポカ パネルヒーター APH-R12B-LH(約5,950円)
アイリスオーヤマ APH-R12B-LHは、120Wと今回の中で消費電力が低めのモデルです。パネルの組み方を変えられる3WAY構造で、デスク下では囲い型、ソファでは円柱型と使い分けられます。高さは約32cmで、6時間の自動オフ機能を備えています。
3. ライソン 巻くコタツ足暖 KSHT-006A(約6,688円)
ライソン KSHT-006Aは、足をぐるりと包む円柱型です。約30秒で暖まり始める速暖性があり、360度から保温するため「足先だけでなくくるぶしまで冷える」という人に向いています。消費電力は195Wで、約4時間の自動オフ付きです。
4. スリーアップ nuku2 パネルフットウォーマー PH-T2519(約6,860円)
スリーアップ PH-T2519は、高さ60cmの5面発熱タイプです。ひざ近くまで囲えるので、ブランケットをかければ簡易こたつのような使い方ができます。タイマーは2・4・6時間から選べ、使わない時期は折りたたんで収納できます。
5. 万通商事 TOKAIZ パネルヒーター 5面タイプ TPH-001S(約7,980円)
TOKAIZ TPH-001Sは、足裏からひざ上までを5面で囲う上位モデルです。消費電力は200Wと高めですが、そのぶん立ち上がりが早く、冷え込みが厳しい部屋でも頼りになります。タイマーは2・4・8時間の3段階です。
6. ニトリ 折りたためるパネルヒーター KFJ-3ZD(約7,990円)
ニトリ KFJ-3ZDは、厚さ3.5cmまで折りたためる収納性が特徴です。春から秋までクローゼットのすき間にしまっておけるので、ワンルームでも置き場所に困りません。消費電力は170Wで、最長6時間のタイマー付きです。
7. 山善 パネルヒーター YPHS-160(約9,980円)
山善 YPHS-160は、5段階の温度調節をスライド式つまみで操作できるモデルです。転倒防止の設計も取り入れられていて、足がぶつかりやすいデスク下でも安心感があります。
8. サンコー 消臭マット付き6面大型パネルヒーター PNLH25HBK(約10,780円)
サンコー PNLH25HBKは、足元の床面まで含めた6面で囲う大型タイプです。消臭マットが付属しているので、靴下のまま長時間使う在宅ワークに向いています。厚さ5cmまで折りたたんで収納できます。
サンコー パネルヒーター 消臭マット付き 6面 大型 パネルヒーター THANKO ブラック PNLH25HBK【KK9N0D18P】
12,800円 (税込)
使用シーン別の選び方と失敗しないための注意点

オフィスで使うなら
職場で使う場合は、まず暖房器具の持ち込みが許可されているかを確認しましょう。そのうえで、靴のまま使える3面タイプと、席を外したときに切れる自動オフ機能があるモデルを選ぶと周囲への配慮にもなります。
自宅の在宅ワークで使うなら
1日中座っているなら、5面・6面タイプでひざ近くまで囲うと、体感温度はかなり違ってくるでしょう。実際にデスク下へ置いてみると、足首より上が暖まるだけで上半身の寒さまで和らいだように感じる人が多いようです。ひざ掛けを上からかけて熱を逃がさないようにすると、弱運転でも十分な暖かさになります。
よくある失敗談
- デスク下に入らなかった: 5面タイプは奥行き・高さに余裕が必要です。デスク下の幅と、引き出しやPC本体との位置関係を事前に測っておきましょう
- 低温やけどになりかけた: 表面温度は40〜50℃台でも、同じ場所に長時間触れていると低温やけどの原因になります。素足で直接パネルに触れ続けないようにしてください
- 延長コードが熱くなった: 160W程度なら一般的な延長コードで使えますが、ほかの暖房器具とタコ足にすると容量を超えることがあります
- パネルがぐらつく: 安価なモデルは連結部がゆるみやすく、足が当たると倒れることがあります。壁やデスクの脚に沿わせて置くと安定します
寿命と保証の目安
パネルヒーターは構造がシンプルで、日常の使い方なら数シーズン使い続けられることが多い家電です。ただし電源コードの付け根や連結部の断線は起きやすいポイントです。メーカー保証は1年が一般的なので、保証書と購入記録は捨てずに保管しておきましょう。
前年モデル・型落ちの選び方
パネルヒーターは毎年大きな機能追加がある家電ではないため、旧モデルや型落ちでも性能差はほとんどありません。ただし中古品は、発熱部やコードの劣化が外から見えにくい点に注意が必要です。暖房器具は安全性を優先し、新品を選んでおきましょう。
結局どれを買えばいい?

- とにかく安く始めたい: TOKAIZ TPH-002S(約4,380円)
- 電気代を抑えたい: アイリスオーヤマ APH-R12B-LH(約5,950円・120W)
- 冷え性でひざまで暖めたい: TOKAIZ TPH-001S(約7,980円)
- 収納場所が限られる: ニトリ KFJ-3ZD(約7,990円)
使い方のコツ
使い始めは「強」で5〜10分ほど空間を暖め、足元が温まったら「弱」に切り替えるのが効率的です。パネルの内側にひざ掛けを垂らして囲いの上部をふさぐと、暖気が逃げにくくなります。
一緒に使うと便利なもの
パネルヒーターの上から大判のひざ掛けブランケットをかけると、熱が逃げにくくなり弱運転でも暖かさが続きます。床の冷えが強い部屋では、デスク下に断熱マットを敷くのも効果的です。
よくある質問
Q. 足元パネルヒーターはつけっぱなしでも大丈夫ですか?
A. 多くのモデルに4〜8時間程度の自動オフ機能がありますが、就寝中や外出中の使用は避けましょう。低温やけどや思わぬトラブルを防ぐためにも、使わないときは電源を切るのが基本です。
Q. パネルヒーターとセラミックファンヒーターはどちらが電気代が安いですか?
A. セラミックファンヒーターは600〜1,200W程度の機種が多く、1時間あたりの電気代はパネルヒーターの数倍になります。足元だけを暖めるならパネルヒーターのほうが安く済みます。
Q. 部屋全体は暖まりますか?
A. 暖まりません。パネルヒーターは囲った内側の空間を暖める家電です。部屋全体の暖房はエアコンなどと組み合わせてください。
Q. 靴を履いたまま使えますか?
A. 3面タイプなど床面にパネルがないモデルなら、靴のまま使えます。足裏を暖める5面・6面タイプは靴を脱いで使う前提のものが多くなっています。
Q. 電源は延長コードからとってもいいですか?
A. 消費電力が200W以下なら一般的な延長コードで使えるケースがほとんどです。ただし他の家電と合計した消費電力が延長コードの定格(1,500Wが多い)を超えないようにしてください。
Q. いつ頃買うのがよいですか?
A. 冷え込みが本格化する11月以降は人気モデルが品薄になりやすい傾向があります。9〜10月のうちに選んでおくと、在庫と価格の両面で選択肢が広がります。
今年の冬は足元から快適に過ごそう
足元パネルヒーターは、160Wクラスでも月800円前後の電気代でデスク下の冷えを解消できる家電です。オフィスなら靴のまま使える3面タイプ、在宅ワークならひざまで囲える5面タイプ、電気代を抑えたいなら120Wのモデルと、まずは使う場所と時間を決めてから選んでみてください。本格的に冷え込む前に準備しておくと、11月の寒い朝も机に向かうのが少し楽になります。

